雪の中の林道

私の家の近くに入口がある林道。今月初めに札幌から知人が狩猟のために訪れ、案内を頼まれました。
私は狩猟をしませんが、家の近辺にはエゾシカが沢山いるので近所の林道を選んだ次第です。入ってすぐの民家までは除雪しているので、その辺りに車を止めて歩こうと思っていましたが轍が続いている。我が家のカングーは二輪駆動なので知人のジムニーに乗って先に進んでみる事にしました。
普段ならお正月を過ぎ雪に閉ざされた林道。かなり奥まで轍が続いています。結局道が終わる所付近まで車が常時入っているようでした。途中、今朝エゾシカを仕留めた後が2箇所あったので害獣駆除のルートとして機能しているようです。
私は春の山菜採りの時期にこの場所を訪れることはあるのですが、雪の時期はもちろん初めて。見る景色全てが新鮮です。
写真の石碑はこの林道のかなり奥にあるものです。現在このあたりに住んでいる人はいませんが、森の中に見られる平らな土盛からある程度の大きさの集落があったことが伺えます。昨年3月に亡くなった児童文学作家の加藤多一さんはこの地の出身です。
昭和5年に行われた熊まつりの様子は写真にも収められていて私も見せていただいたことがあります。各地のアイヌ民族の方が沢山訪れその賑わいの様子は古い写真からも溢れんばかりに伝わります。ですが現在のこの石碑のまわりに過去を感じさせるものはなく静けさにつつまれています。ただ神聖な場所であることは張り詰めた空気の中で感じとることができます。
遠くでクマゲラが鳴いているのが聞こえました。舟を彫るカムイの声を聞きながら当時ここで暮らしていた人々の声に想いを馳せた時間でした。

”錦仙峡”渓谷遊歩道スノーシューハイク

今日は朝から気持ちのいい青空。こんなチャンスは滅多にないとスノーシューを抱え錦仙峡へと向かいました。
気温はマイナス2℃ほど。いくら晴れといってもここは道東オホーツク、日中でも氷点下は当たり前です。まだ積雪量も少なく長靴のみでも歩けそうですがスノーシューがあれば軽快に遊歩道を歩くことができます。今日は11時半過ぎからお昼ご飯を挟んで2時ごろまで約2時間の行程を歩ってきました。お客様をお連れする定番コースです。
この数日の冷え込みで氷瀑も大きく成長しています。川の一部も結氷し始めました。カワガラスやカケスなどの鳥類、エゾシカやキタキツネ、エゾユキウサギの足跡もありました。雪が少ないので少々下りづらかったのですが川辺に下りることも可能です。今日は渓谷の底から見上げる白い水の橋が青空のもとで輝いていました。Hiking Guid のページに写真を載せましたのでご覧ください。
お昼はカマキリ公園の遊具へ。ホワイトガスストーブで湯を沸かしコーヒーを淹れセコマのカップ麺でお腹を満たしました。『雪上での渓谷遊歩道ウォーキング』ガイドでは温かいコーヒーや野点でのお抹茶とお菓子をご用意いたします。
これからますます凍れる滝上。そんな寒さを楽しむツアーいかがですか。ご参加をお待ちしております。ご予約はReservationページにて承っております。

Project WILD”鳥編”エデュケーター講習会

12月9日、小清水町にてProjectWILD”鳥編”エデュケーター講習会を開催しました。小清水町観光協会主催行事”TORI*TABI COLLEGE”としての開催です。
参加者は26名。みなさん鳥と関わる活動をしていらっしゃる方ばかり、熱気ある講習会となりました。写真は『ひなへの給餌はほんとに大変』というアクティビティを参加者が他の参加者の皆さんに披露している場面です。頭の風船の工夫分かりますか?北海道らしいある鳥の給餌の様子を表しています。他のグループも少ない準備時間の中、それぞれが個性あふれるアクティビティを披露し、26名全員がエデュケーターとして修了しました。みなさんこれからのご活躍を期待しています。
プッサンでは今後もオホーツクでのプロジェクト・ワイルドのエデュケーター講習会を開催していきます。興味のある方はぜひご参加ください。

グローイングアップ・ワイルド体験

今日は滝上町の図書館でグローイングアップ・ワイルドのアクティビティを町内の親子の皆さんに体験していただきました。
テーマは2つ。町内に生息しているフクロウとヒグマです。
今年は笹が一斉開花し、たくさんの種が落ちたせいかネズミをたくさん見かけます。彼らを食べるフクロウやノスリも例年より多く目にします。1つ目のアクティビティは『フクロウのペレット』。子どもたちには事前に作成した擬似ペレットを分解してネズミの骨を見つけてもらい、フクロウのパペット作りをしてもらいました。
2つ目のアクティビティは『くまさんのごはん』。残念ながら滝上町では先月もヒグマによる事故が発生しました。4年連続で人への死傷事故が起きてしまっています。子どもたちにヒグマの食性を正しく知ってもらいたいという思いでこの活動を続けています。ただ怖がるだけでなくヒグマについて正しい知識を身につけて自然での活動を楽しんでもらいたい。そんな願いを込めて、これからもこのようなワークショップを続けてまいります。

ひまわりの種

冬、軒先にぶら下げた小さなブリキの箱にひまわりの種を入れています。
やってくるのはカラ類がメイン。ゴジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラが順に途切れなくやってきます。数年前から写真のようにアカゲラもやってくるようになりました。
初めて訪れた時には『ひまわりの種を食べるの!?』と驚きましたが今では常連さん。今まではメスが来ていましたがこの冬初めてオスがやってきました。
今シーズンは畑で育てた、背丈3メートル越え数十本のひまわりの種をあげていましたがあっという間になくなり、現在は市販のものをいれています。
体が大きい分アカゲラさんの食べる量が多いようで…。

プロジェクト・ワイルド”鳥編”エデュケーター講習会のお知らせ

12月9日、小清水町にてプロジェクト・ワイルド『鳥編』エデュケーター講習会を行います。小清水町観光協会主催事業TORI-TABI COLLEGE での開催でなんと無料で受講することができます。このチャンスにエデュケーター資格をとりませんか?
楽しい講習会になるよう準備を進めてまいります!

庭の鳥たち

私の庭にはたくさんの鳥たちが訪れます。畑で実ったひまわりの種を写真の小さな箱に入れておいたのですがもうすっかり自家製ひまわりは品切れです。この子たちの食欲はもう本当に凄まじい!
家は川から直線距離で200mほど離れているのですが、秋から冬にかけて家の上をヤマセミがよく飛んでいきます。冬の間彼らは何を食べているのだろう。陸のものを食べているのでしょうか。
先日は食事をしていると窓から見えるウッドデッキのハルニレにジュルルジュルルとあの人気者も来ていました。
あたたかい部屋から見る彼らの姿に癒される季節です。

11月

前回の投稿から時間が経ってしまいました。11月にはいりもう1週間。今朝5時に目が覚めるとあたりは真っ暗。すっかり日も短くなりました。
朝、外に出ると全く寒くありません。昨晩は夜中の12時過ぎに気温が20度に達していたようです。15度ほどの気温の中、愛犬六花の散歩をし鶏たちに餌をあげビニールハウスへ。ビニールハウスの中ではルッコラと赤いマスタードリーフが元気に育ち、ピーマンやナス、トマトまでもまだ実っています。花壇に目をやれば白い薔薇が咲き...極め付けは写真のとおりフキノトウ。11月なのに立派に育っていました。なんか変な道東の霜月。今週の半ばには白いものがちらつきそうです。

道北探鳥の旅

純粋に鳥を見るたびに参加してきました。バスで探鳥会に参加したのは多分中学生の頃以来。あの時は私の所属していた茨城生物の会と日本野鳥の会合同で日光の戦場ヶ原に行きました。今でも初めて見たチゴハヤブサやノビタキのことを覚えています。数十年後、まさかノビタキが庭で繁殖するような所に住むとは思っていなかったでしょうね。
二日間たくさんの鳥に出会うことができました。初めて出会ったのはミツユビカモメ。遠く飛んでいたのではっきりとは見れなかったけど明らかに他のカモメ類と異なる様子が確認できました。同行したこの道のプロのご夫婦に感謝です。シルエットや飛び方で瞬時に種の同定を行う姿に脱帽です。まだまだ学ぶ喜びを与えていただきました。
以下に今回確認できた種を私が忘れないために記載します。(なんでこんな種がいたの?なんて鳥もいますよね!)

ヒシクイ(オオヒシクイ・ヒシクイ)、マガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、ハジロカイツブリ、ドバト、キジバト、アビ、ヒメウ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、マナヅル、タンチョウ、ミツユビカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ハイタカ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、ヤマゲラ、コチョウゲンボウ、ハヤブサ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ、マミチャジナイ、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、タヒバリ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、イスカ、ウソ、シメ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン(以上73種類)

錦仙峡を歩こう!

朝の気温が一桁になってきました。今朝もストーブに火を入れています。
気温が下がるにつれて森の木々も色づいてきました。とは言っても今年はすごく遅い。やはり夏が暑かったからでしょうね。全てが後にずれ込んでいるように感じます。
昨日、錦仙峡の渓谷遊歩道を下見を兼ねて歩いてきました。遊歩道を彩るはずのヤマモミジの葉はほとんどが緑。渚滑川も数日前の雨の影響で濁っています。しかし秋は刻々と近づいてきています。雪虫(トドノネオオワタムシ)がたくさん飛んでいて冬が近づいているのも感じてしまいますが…。
渓谷遊歩道は8月の大雨で上流側が通行止めとなり、一部えぐれたり土砂が積もったりしているところもありますが、滝上町や滝上町観光協会の皆様によって整備作業が行われ快適に歩くことができます。
今日、午前中は町内の幼児たちが秋の自然と触れ合います。そして14日は『渓谷ウォーク』。どうぞ滝上の秋を楽しみにお越しください。