

私の家の近くに入口がある林道。今月初めに札幌から知人が狩猟のために訪れ、案内を頼まれました。
私は狩猟をしませんが、家の近辺にはエゾシカが沢山いるので近所の林道を選んだ次第です。入ってすぐの民家までは除雪しているので、その辺りに車を止めて歩こうと思っていましたが轍が続いている。我が家のカングーは二輪駆動なので知人のジムニーに乗って先に進んでみる事にしました。
普段ならお正月を過ぎ雪に閉ざされた林道。かなり奥まで轍が続いています。結局道が終わる所付近まで車が常時入っているようでした。途中、今朝エゾシカを仕留めた後が2箇所あったので害獣駆除のルートとして機能しているようです。
私は春の山菜採りの時期にこの場所を訪れることはあるのですが、雪の時期はもちろん初めて。見る景色全てが新鮮です。
写真の石碑はこの林道のかなり奥にあるものです。現在このあたりに住んでいる人はいませんが、森の中に見られる平らな土盛からある程度の大きさの集落があったことが伺えます。昨年3月に亡くなった児童文学作家の加藤多一さんはこの地の出身です。
昭和5年に行われた熊まつりの様子は写真にも収められていて私も見せていただいたことがあります。各地のアイヌ民族の方が沢山訪れその賑わいの様子は古い写真からも溢れんばかりに伝わります。ですが現在のこの石碑のまわりに過去を感じさせるものはなく静けさにつつまれています。ただ神聖な場所であることは張り詰めた空気の中で感じとることができます。
遠くでクマゲラが鳴いているのが聞こえました。舟を彫るカムイの声を聞きながら当時ここで暮らしていた人々の声に想いを馳せた時間でした。









