8月になりました

 雨の多い7月でしたね。7月の浮島湿原ハイキングも度々雨の中となりました。もちろん青空の下の探索は気持ちいいですが、実は雨の湿原もおすすめです。遊歩道や湿原を覆うコケたちは雨の日にはキラキラと輝きとても美しい。私の密かな楽しみです。

 浮島湿原の池塘ではヒツジグサが咲き始めました。プッサンのツアーはお昼を跨ぐことが多いのですが、そんな時間に咲き始めます。トンボたちもたくさん飛び交う姿が見られます。

 7月19日には遊歩道や湿原入口のミズバショウが食べられていました。3日ほど前に訪れた際には普通に生えていましたのでその間に訪れたのでしょう。もちろん訪れた動物はヒグマです。木道の上には糞も落ちていました。

 この日のツアーでは車での帰り道にヒグマに会うこともできました。お客様にヒグマの姿を見せることができて私も満足です。

 最近、クマの恐怖を煽るような報道が多くてちょっと残念に思っています。正しく怖がることが大切だと思っています。浮島湿原は彼らの住処、お邪魔するためには私たち人間の配慮もっ必要ですね。ヒグマ対策の装備を万全に北海道の森を探索しましょう。
 

ユニバーサルツーリズム

道の駅の2階にある滝上町観光協会。こちらは『オホーツクユニバーサルツーリズム』センターでもあります。

以下滝上町観光協会観光協会ホームページより

『「芝ざくら」や「和ハッカ」などのハーブをはじめ、森や川などの香り豊かな滝上町。
滝上町では、香りをキーワードにバリアフリーで誰もが安心して旅を楽しんでいただけるよう、ユニバーサルツーリズムに取り組んでいます。
滝上町は、芝ざくら滝上公園の園路のバリアフリー化を進めていく中で、ハード整備だけでなく、ハートの整備も進めてきました。
観光協会やホテルのスタッフ、町民らが観光介助士の資格取得 や、研修等を積み重ね、みなさまにまた来たいと思ってもらえるような、人に寄りそった観光を心のバリアフリーの実現を目指しています。』

プッサンでもこれまで主に視覚障がいの方の体験・ガイドツアーを実施させていただいています。7月7日・8日の両日『ノンアルモヒート体験』『錦仙峡ガイドツアー』に関わらせていただきました。その様子がHBCテレビにて紹介されましたので以下にリンクを貼らせていただきます。

みなさん楽しそうにノンアルモヒートを作り「美味しい!」と味わっていただきました。

翌日の錦仙峡ガイドツアーでは早速オオルリたちが迎えてくれて。美しい鳥たちの鳴き声を聞きながら渓谷遊歩道の散歩を楽しんでいただきました。

私たちといっしょに滝上の自然をいろいろな感覚を研ぎ澄ませて味わっていただければ幸いです。

浮島湿原ハイキングガイドツアーが始まりました

 倒木の影響で通行止めとなっていた浮島湿原駐車場への道が開通したと上川町より連絡をいただきました。倒木の原因となった先月の強風は滝上町では最長13時間の停電。我が家でも防風林が倒れ鶏小屋と納屋に倒木が掛かってしまいました。隣町の上川町でも被害があったことと思います。迅速な対応をしていただきありがとうございました。

昨年は浮島湿原へ向かう遊歩道に大きな倒木がありましたがこちらへの影響は少なかったようです。もちろん幾らかは倒れていましたが問題のないレベルでした。

例年よりちょっと遅れて入った浮島湿原はすでに花の季節を迎えていました。(サクラやショウジョウバカマは終わってしまいました)今年は例年よりもたくさん咲いているように感じます。美しい!

数ヶ月ぶりの浮島湿原はやっぱり素晴らしい!とても素敵な場所です。何度来ても飽きません!

ふと何かの気配を感じて振り向くと2頭のエゾシカがいました。

ツアーではお茶とおやつの時間を設けています。いつもは『サクルー原野のなかまたち』YOKOさん@hiyoko_okazuのフィナンシェなのですが…今日はコレ!私のお気にいいり。

プッサンの『浮島湿原ハイキング』は概ね10月中旬まで予約を受け付けています。reservationページよりお申し込みください。お待ちしています。

5月になってしまった!

桜はもはや葉桜となり、大好きなイタヤカエデの花も終盤です。気がついたら5月も半ばを過ぎてしまいました。

今年はいろいろと新しいことに手を出し、バタバタと4月が過ぎてしまいました。ブログにも全く手をつけることができず反省です。

今年も芝ざくら滝上公園に勤務しています。私の出番は21・22日のあと2日となりました。21日〜23日は新しい試みの夜間ライトアップがあります。18時から21時、皆様いかがでしょうか? 今年のシバザクラは例年よりも色が鮮やかです。

雪解けは早かったのですが渚滑川本流は未だ雪代で濁っています。この写真をどこかで見た方もいるのではないでしょうか。滝上町ホームページの川だより、渚滑川情報と同じです。

一昨年初秋より前任者に代わってやらせていただいています。前任者は渚滑川の「『夢の』キャッチアンドリリース区間」設立に関わった方でした。
彼の急逝により私が担当させていただいています。こうやって公に宣言するのはこれが初めてです。

フライフィッシングを愛した彼の取り組みなしに現在の渚滑川は語れません。そんな重積を私が引き継ぐなど…そんな思いを抱きながらも私のできることを精一杯やっています。

渚滑川を愛するフライフィッシャー全てが満足がいくような情報発信はできません。どうかあたたかく見守っていただければ幸いです。

我が家には3月より3頭のエゾリスがひまわりの種を食べにやってきています。そんな彼らが今朝、鳥のためにぶら下げた箱に手を出しました。

なんとも器用にぶら下がってひまわりの種を食べています。この後は…。

この箱を勢いよくひっくり返し、落ちたひまわりの種を食べることを覚えてしまいました。先日は追いかけっこを激しくやってウッドデッキに置いていた『魔法のかまどごはん』の陶器製の蓋を落としてガッシャーン。割ってしまいました。とほほです。

そんな5月ですがやはり春はウキウキするもの。プッサンのハイキングツアーもご予約受け付けております。6月の浮島湿原、綺麗ですよ!!

たきのうえ市場がプレオープン!

4月になりました。
こちら滝上町札久留も車を運転しながら、雪の解けた日当たりの良い場所に黄色いフクジュソウの花に目を奪われます。

休業中だった公設民営のスーパーの運営に関わり数ヶ月。3月28日にプレオープンを迎えました。現在、初めての経験ばかりですが『たきのうえ市場』にて私たち夫婦で奮闘しております。

プレオープン当日は『たきいちマルシェ』。近隣の町からの出店もあり多くのお客様で賑わいました。
その様子はテレビでも紹介されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dff4f0a28ecbeb922800b810d449e81610d98851

https://news.yahoo.co.jp/articles/39257830685f8efd89a7a8909e6c46d31e5f3cfb

まだまだ小規模な仮営業、そしてスタッフ一同不慣れなため色々ご迷惑をおかけすることがあるかと思います。どうぞ長い目でお見守りくだされば幸いです。

今日は福岡からとても大きなおいしいイチゴが届きました。
皆様のご来店をお待ちしております。

『たきのうえ市場』をどうぞよろしくお願いいたします。

そして本日も浮島湿原ハイキングツアーのご予約をいただきました。まだまだ雪の残る滝上町ですが、POUSSINのハイキングツアーはご予約受付中です。美しい浮島湿原、錦仙峡、オシラネップ川でお待ちしております。(4月中旬までは藻瀬狩山のスノーシューも楽しめますよ!)

2026年度の夏季シーズンもプッサンのツアーをどうぞよろしくお願いいたします。

ねむろバードランドフェスティバルに出店いたしました

1月24日〜25日の2日間。根室市で開催されたねむろバードランドフェスティバルに出店させていただきました。
初めてのイベントでドキドキしながらの出店でしたが、主催者の皆さま及び他の出店者の皆さまにあたたかく迎えていただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。また、たくさんのお客様に野鳥の工作『パタパタとりさん』、『サクルー原野のなかまたち』のプッサンの焼き菓子をお迎えいただきました。
私たちのブースはいつもお世話になっている小清水町観光協会様とみなさんご存知の猛禽類医学研究所様で、どちらも大御所!に挟まれる形でしたが、温かい声かけをいただきとても充実した2日間を送ることができました。
よろしければ来年も出展させていただきたいと思っています。
ありがとうございました。

ワークショップにもたくさんの方が参加してくれました。次回の『ぱたぱたとりさんワークショップ』は2月28日興部町立図書館を予定しています。

今回のイベントでデビューした『ぱたぱたユキホオジロさん』です。どうぞよろしくお願いいたします。

『ぱたぱたとりさん』は6種となりました。まもなくユキホオジロさんも販売いたします。お買い求めは道の駅『香りの里たきのうえ』、『ホテル渓谷』売店にて!税込880円です。

テレビで紹介されました

1月17日(土)NHK総合『おはよう北海道土曜プラス』(北海道のみ)1月21日(水)同『列島ニュース(14時~)』(全国ネット)にて私たちプッサンが紹介されました。

下記のリンクから見ることができます。(私たちは後半です。期間限定かと思います。)

https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-XWPP5NNYY9/ep/JMYP1V7V1K

撮影は1月9日〜11日。慣れない私たちにスタッフの皆さんは優しく接してくれました。

オシラネップ川スノーアドベンチャーの様子や

ゲストハウスアンドリビングふくらい家でのカフェ・プッサンの様子

ぱたぱたとりさんワークショップの様子も紹介されました。ぱたぱたとりさんは1月24~25日に根室市の『ねむろバードランドフェスティバル』に出店いたしますのでプッサンの焼き菓子と共に購入することができます。また、ぱたぱたとりさんワークショップも実施いたしますのでぜひ遊びに来てください。

他に錦仙峡の氷瀑も素敵な映像で紹介されています。北海道ローカルでは新聞紙でごはんが炊ける『かまどごはんランチ』も紹介していただきました。

よろしければぜひ以下のリンクからご覧になってください。

https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-XWPP5NNYY9/ep/JMYP1V7V1K

オシラネップ川・錦仙峡スノーアドベンチャーは3月までを予定しています。2月に入りお天気が安定しましたら藻瀬狩山スノーアドベンチャーも開始!

お申し込みはぜひReservationページからお願いいたします。

今年度の浮島湿原ハイキングを終了いたします

来週、再来週とご予約をいただいておりました皆様申し訳ございませんでした。一昨年・昨年と10月いっぱいは雪がありませんでしたので、判断を誤ったようです。本当に申し訳ございません。

昨日10月22日、次週のご予約の下見のため浮島湿原に向かいました。先週末より山間部での降雪があったため気になっていたのですが、浮島トンネルを上川側にぬけると銀世界が広がっていました。

国道から浮島湿原駐車場へ向かう町道への分岐には、国道の除雪の雪が寄せられていましたが、写真のように先行車の轍があったため駐車場へ向かいました。ちなみに私の車は四輪駆動ではなく前輪駆動、いわゆるFFです。

ドキドキしながら向かいましたが、最後の駐車場への短い傾斜を登ことはできませんでした。

登山口の入山届の箱は撤去され、雪は20cmほど積もっています。入山届が撤去されたということで管理者の上川町も今年度の浮島湿原の入山は終了と判断したようです。

残念ですがこの地では季節は完全に冬へと変わりました。5月からの10月の半年間、多くの人々を魅了した浮島湿原は冬の眠りに入ったようです。道中、エゾシカの足跡は雪に残っていましたが、ヒグマのものはありませんでした。標高が高いこの辺りでは彼らも眠りに入ったのでしょうか。

POUSSINでは来年も5月より浮島湿原ハイキングツアーを開始する予定です。来年も美しい姿を見せてくれることでしょう。

その時までしばしお別れです。

ザトウクジラ

写真は2005年8月にカナダのクイーンシャーロット海峡で撮影したものです。私は花王・アースウォッチ教員フェローシップの支援を受けてコククジラの回遊調査に訪れていました。

この年はエルニーニョの影響でコククジラの回遊が遅れ出会った鯨のほとんどはザトウクジラでした。この時生まれて初めて写真の『バブルネットフィーディング』を見ることができました。学生時代にマウイ島の海で子育てをするザトウクジラを観察した経験はあったのですが、北の海でニシンを求めて躍動するザトウクジラの姿は圧巻でした。

1ヶ月近く英語のみの生活はなんとかなると諦めの境地で挑みましたが、今となってはとても良い経験です。また、ホエールウォッチングではなくResearchの文字を掲げた船でクジラを追いかける体験はかけがえのないものとなりました。

あれから20年の月日がたち、先週末にとあるニュースが入ってきました。オホーツク海の海岸にクジラが漂着したとのこと。種類は不明とありました。スマホの画像を見ると紛れもなくザトウクジラ。これは会いに行くしかないとチャンスを伺っていました。

場所は隣町の浜。そこでその町でゲストハウスをしている方に連絡し情報があるか聞いてみました。ご自身はまだみていないそうですがご丁寧におおまかな場所とGoogleマップのまでつけていただき感謝です!(Aさん本当にありがとうございます!)

まずは見晴らしの良い遠方から双眼鏡で確認。「確かにある!」車に乗って現場に向かいました。

(ここから死んだ動物の写真が入りますので苦手な方はご遠慮ください)

確かに何かがあります。近づいてみると…

大きな黒い体が横たわっていました。

口の中には鯨髭。ヒゲクジラであることがわかります。

畝と特徴的な大きな胸びれ。ストランディング調査でサンプルが取られたとみられる四角い穴が胴体に開いています。

三角形に盛り上がった背中と小さな背鰭。この背中の様子を日本人は『座頭』と捉えびわを背中に背負った姿と重ね合わせました。英名はHumpback Whale 『せむしのクジラ』。クジラの和名は日本人との深い関わりがあったことが理解できるものが多いです。英名は安易というかなんでそんな名前?みたいなものも多く、調べてみると面白いですよ。(まずはセミクジラやマッコウクジラが良いと思います)学名はMegaptera novaeangliaeです。

ひっくり返すことは私には無理なのですが、この尾鰭の裏側の模様で個体識別をしています。多くのザトウクジラは戸籍ができているみたいですよ。同じくお腹が下なので雌雄の判別もできませんでした。

ザトウクジラらしい突起のある上顎。打ち上げられたクジラは腐敗でガスが溜まり爆発することも。涼しいこの時期だから観察できたのかもしれません。匂いに敏感なヒグマにとっては大変なご馳走です。知床では打ち上げられた歯鯨類を食べるヒグマを観察したことも。ご注意を。

最後に見てから20年。私にとって日本で初めて出会えたザトウクジラは残念ながら息絶えていました。でも隣町で出会えるなんて運命を感じます。

オホーツク海は多くのクジラ類が生息する豊かな海。いつかこの海岸からのんびり泳ぐ彼らの姿を見てみたいと水平線に目をやりました。

錦仙峡『渓谷遊歩道』が全面開通しました

渓谷遊歩道は渚滑川の増水で遊歩道の一部が流され2年前より上流側の一部が封鎖されていました。今年5月より復旧工事が行われ9月12日に完成しました。

翌日にお客様をお迎えするため9月17日に下見を兼ねて全コースを下見してきました。

渓谷遊歩道は紅葉にはまだ早いですが秋の装いを見せてくれています。遊歩道には落ちたどんぐりやくるみ、ドロノキは葉のほとんどを落としています。

新しく復旧された遊歩道も以前と同様にウッドチップを樹脂で舗装したものでした。時間と共に苔が生え写真のように変化していくでしょう。今回はこの歩道の上にハナイグチ(ラクヨウキノコ)が数個生えているのを見つけました。苔だけでなくキノコも生えるのですね。

今回はリスたちが姿を見せてくれました。このシマリスは冬籠りに備えこのあと落ち葉を頬袋にいっぱい詰め込んでいました。

エゾリスも遊歩道に落ちたくるみやどんぐりを美味しそうに食べています。

この日は鳥たちもたくさん見ることができました。シマエナガは群れで私を囲んでくれました。

花の少ない季節となりましたが、渓谷の岩場にはダイモンジソウが咲いています。岩場を降りるスリルを味わいながら見てみますか?

これから錦仙峡は本格的な紅葉シーズンを迎えます。錦仙峡ロングのガンド料金は税込5,500円です。ご予約はReservationページより承っております。