藻瀬狩山

滝上町と士別市(旧朝日町)との境界にある道道61号、上紋峠。数年前より冬季間封鎖され通る事ができませんでした。多くの覆道があることから冬季でも通行可能でしたが、士別側で立ち往生をして命を脅かされた方がいたことから警察から話があがり冬季間の通行止めが決定したと説明があったことを覚えています。

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この写真は2007年3月。当時、私たちは家族で冬の上紋峠を楽しんでいました。当時小学校3、4年生だった三男とスノーシューを履いて登った藻瀬狩山は楽しい思い出です。

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あれから18年。冬の上紋峠を再び訪れる事ができるようになりました。携帯の基地局が建設され、もしもの時の連絡が可能となり冬季間の通行が可能になったのです。

「また冬の藻瀬狩山に登る事ができる」
3月12日。薄曇りではあるものの風はなく峠に行く絶好のチャンス。この機会を逃してはならないと車を走らせました。

「藻瀬狩山に登ろう!」年月は流れてしまいましたが峠からの風景は美しく、この日は気温も高めでしたので雪もしまって絶好のスノーシューハイク日和。急いで準備をして登り始めました。

この天気に誘われて駐車スペースには私の他に車が2台。雪原にスノーシューのあとがついています。私は先行者から外れて頂上を目指します。

ここは筍とりの名所。雪のない時期は一面チシマザサの笹原で登ることは困難。今は笹原も雪の下。真っ白な雪原を登っていきます。

まずは手前のピーク。雪庇が綺麗に出ています。

十数年ぶりに見下ろす上紋峠。渚滑岳へなだらかな稜線が続きます。

岩尾内湖も眼下に見る事ができます。

奥のピークを目指す途中には以前無かったものもあります。現在の藻瀬狩山には人工物があるのです。風力発電施設建設のための調査のために建設されたと聞いています。現在の建設計画については分かりませんが、この美しいなだらかな稜線にいくつもの風車が建つのはちょっと…。個人的には自然のままが一番だな…。

以前とは違う景色もありますが相変わらず美しい場所です。先行者の方たちはバックカントリースキー・スノーボードを楽しんでいました。夏の間は通なバイク乗りの楽しむ峠ですが、冬の上紋峠も最高な場所なのです。

上紋峠と藻瀬狩山のスノーアドベンチャー。今回は我が家から車で出て常紋峠から藻瀬狩山(925m)にスノーシューを履いて登り帰ってくるのに約2時間。天気が許せば360度の景色を楽しむ事ができます。

シーズンも残りわずかですが、訪れてみたい方いかがでしょうか。悪天候の場合はお断りしていますが興味のある方はぜひご連絡ください。爽やかな春の雪山を楽しみましょう。

3月

今日は3月8日。滝上は久々にマイナス20℃を超えました。Instagramでは公開しておりましたが、こちらのブログでも今月のカレンダーを掲載させていただきます。

今朝は寒かったのですが2月の半ば過ぎより日も長くなり、我が家の鶏たちも卵を産み始めています。実は先月、キツネが柵を飛び越えて小屋に侵入し雌鶏が1羽犠牲になってしまいました。以前は一晩でエゾクロテンに数十羽の鶏をやられてしまったこともあります。自然が豊かな土地に住む宿命ですね。彼らも目の前の獲物を見逃すなんてことはしません。なんとか捕えようと虎視眈々と見つめているはずです。

凛と冷えた朝は気持ちよく、雪の上には生き物たちの痕跡が数多く残っています。キツネの足跡は鶏小屋の周りをぐるりと。庭にはエゾリスの他、エゾユキウサギの足跡も。玄関の周りにはひまわりの種を食べにきた小鳥の足跡もたくさんあります。今朝はあの人気者、シマエナガも庭に訪れていました。

先月の暖かさで渓谷遊歩道の氷瀑は少々小さくなりましたが、まだまだ見応えは十分。プッサンのスノーアドベンチャーは今月いっぱいギリギリまで実施します。そして今期久々に冬季開通した上紋峠、藻瀬狩山のツアーもやりたいと思っています。来週、お天気を見て様子を見てきますね。

あと残りわずかとなった冬の滝上を楽しみましょう!

POUSSINのスノーアドベンチャー

2月下旬となりました。いかがお過ごしでしょうか。

『プッサンの錦仙峡スノーアドベンチャー』
12月より多くのお客様にご利用いただきありがとうございます。凍った川の上もドキドキしながらスノーシューを楽しんでいただきました。(安全には十分な配慮をさせていただいております)

ここ数年、明らかに気候の変化を感じています。1月半ばに錦仙峡、オシラネップ川で川面を歩く体験をしていただいておりましたが、1月下旬から2月半ば、本来なら強い冷え込みであたり一面氷の世界…になるはずですが通常とは異なりました。

3日前にご案内したルートが川の流れになり、氷瀑の形にも大きな変化が。積雪も少なく気温が高い状態が続いていました。洛陽の滝上流部の凍った川の上を歩く体験も今シーズンは見送っています。

もちろんそのような状況であっても多くの美しい氷瀑は目前にありますし、運が良ければ(60%ぐらいかな?)シマエナガの群れにも出会うことができます。日々変化する氷瀑と動物たちの足跡、春を感じて囀りを始めた鳥たちの出会いが待っています。

まもなく3月。現在ご予約をいただいているツアーの最終日は16日。美しい氷と雪の世界へのご案内は春の花が咲く頃まで実施しています。

早春のスノーアドベンチャーもぜひお楽しみください。

Cafe POUSSIN カフェ・プッサン

2003年 1966年式フォルクスワーゲンtypeⅡアンビュランスを改造したカフェ・プッサンが開店しました。それから21年後の2024年1月19日、滝上町内の『ゲストハウスアンドリビングふくらい家』さんにて不定期開店で復活。主にクラフトビールとおばんざいのお店です。そして本日2月1日より毎週土・日・月の11時〜16時、ガイド業務がない日に、お昼ご飯とおやつ、コーヒー・紅茶のお店を開店いたします。このお昼営業日の中で月に1度ほど今まで通りクラフトビール(美深町の美深白樺ブルワリーや上富良野町の忽布古丹醸造)やおばんざい・おかずやさんもオープンしていきます。

2月1日〜3日は『ひよこのカレーライス』と『バスクチーズケーキ』。美味しいお昼ご飯とおやつでお待ちしております。

カフェ・プッサンをどうぞよろしくお願いいたします。

そして今年はもう一度カフェ・プッサン号を走らせます。どうぞゆったりとお待ちください。

今月のカレンダーです

オシラネップ川スノーアドベンチャー

渚滑川の支流オシラネップ川。オシラネップとはアイヌ語で『川尻・岩・のような・所』。オシラネップ川層と呼ばれる地層を流れる岩場の多い川です。オシラネップ川層は1600万年〜1300万年前の海底地滑りでできた扇状地地形の堆積物『タービダイト』の地層。礫岩や砂岩、泥岩が交互に堆積してできています。この地層を侵食してきたオシラネップ川は他では見られない特徴的な河岸や階段状になった流れを見せてくれます。

河岸のオシラネップ川層の露頭には地下水が滲み出てできた美しい氷瀑の姿も見ることができます。

また、とても寒い季節ですが足元には動物たちの足跡もたくさん見ることができます。そして梢を見上げれば鳥たちの姿も。今日は十数羽のシマエナガが出迎えてくれました。

寒さが厳しい今だからできる『川の上を歩く』スノーシューツアー。『オシラネップ川スノーアドベンチャー』に参加してみませんか。ご予約は Reservationページで『錦仙峡スノーアドベンチャー』をお選びいただき、『その他ご要望』欄に『オシラネップ希望』とお書きください。1月14日よりReservationページで『オシラネップ川氷瀑スノーアドベンチャー』が選べるようになりました。
時間はホテル渓谷や道の駅からの移動時間を含め約3時間。ツアーには川面でのあたたかいお飲み物とカフェ・プッサンのお菓子がついています。
料金は大人5500円、高校生までのお子様3300円(親子同伴のみ)です。またスノーシューのレンタルをご希望の場合は別途500円となります。
私たちといっしょに冬の滝上を楽しみましょう!

スノーアドベンチャー

11〜12月と地域のお仕事のお手伝いをしており投稿が滞ってしまいました。申し訳ございません。
今年は雪が少なくなかなかお知らせができませんでしたが、スノーアドベンチャーガイドの開幕です。

滝上町を貫く渚滑川の錦仙峡の氷瀑が見頃を迎えています。渓谷遊歩道をスノーシューを履いて探索してみませんか。渓谷湯歩道は起伏も少なく誰でも楽しく氷瀑を巡ることができます。暖かい服装と帽子と手袋、長靴をご用意していただければ準備オッケー。ご自分のスノーシューがなければレンタル(有料)でご用意しています。約2時間の探索で木々の冬芽を観察したり、時にはエゾリスやカワガラス、シマエナガにも会えるかも。暖かいお飲み物とカフェプッサンのお菓子もご用意しています。Reservationページよりご予約ください。お待ちしております。

もうちょっと冒険したいですか??

そんな方にはオシラネップ川やサクルー川などの渚滑川支流を巡るツアーもご用意しています。こちらも2時間ほどのツアーで休憩時には暖かいお飲み物とお菓子をご用意してます。

滝上町の冬はマイナス20度を下回る極寒の世界。そんな場所だから楽しめることもあるんですよ!

私たちといっしょに楽しんでみませんか?

オシラネップ川

晩秋の浮島湿原

10月28日、お二人のお客様を浮島湿原へお連れしました。(文末の写真以外は全て10月25日の下見の際に撮影したものです)

浮島湿原は冬の準備が整い、穏やかな色合いに変化しています。今日の天気はあいにくの雨。それでも駐車場に着くと雨が弱まり空が幾分明るくなりました。

ダケカンバをはじめ登山道周りの紅葉樹はすっかり葉を落としています。写真の笹原を歩っていると『サー』っと笹に何かが触れる音が聞こえ始めました。雪が笹の葉に触れる音です。静かな降りですが、登山道が薄らと白くなりました。

森へ入れば木々が雪を遮ってくれると思い足を急がせましたが、森の木々も葉を落とし、雪を遮るものはありません。幸い降りは弱くなり湿原へと向かいます。

湿原への木道がきれいに新しく設置されていました。

エソリンドウもすっかり枯れてしまっています。

唯一の彩りはアカミノイヌツゲの実。足元に目をやればツルコケモモの赤い実の姿も。

わずかに残ったチングルマの紅葉も見つけることができました。

花の姿はありませんが、この時期の湿原も美しいものです。

フロントガラスに残る雪。
プッサンの『浮島湿原ハイキング』は浮島湿原駐車場までの林道が雪によって閉鎖されるまで、または登山道が積雪で歩行が難しくなるまでは実施いたします。11月のスケージュールは込み入っておりますので、ガイドツアーをご希望の方はホームページのReservationページにてご予約をお願いいたします。空き状況など追ってこちらからご連絡差し上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。

ユニバーサルツーリズム

ちょうど1ヶ月前となりますが、滝上町観光協会様よりお話をいただきユニバーサルツーリズムのお手伝いをさせていただきました。その様子が先日の北海道新聞で記事になりましたので紹介させていただきます。

Screenshot
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滝上町観光協会には『オホーツクユニバーサルツーリズムセンター』が開設されています。小さなお子様を持つご家族や高齢者、積極的に観光を楽しもうとする障がい者や外国の方など、誰もが安心安全に楽しめるユニバーサル観光に取り組んでいます。私も町内のガイド業者として今回のような錦仙峡のツアーや冬季のスノーシューツアーのお手伝いをさせていただいています。今後、『誰もが安心安全に楽しめる』町内エリア・体験を少しずつ広げていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1070255

秋の錦仙峡『朝さんぽ』(次回は10月12日と14日です)

たくさんのどんぐり、苔むした遊歩道を踏みしめる感触が心地良い….。

秋の朝さんぽの前期2日間が終了しました。今年は樹木の実のあたり年。たくさんの木の実に触れあうことができます。
森の木々の色もたった2日で変化しています。

錦仙峡『朝さんぽ』は朝7時にホテル渓谷ロビー出発で1時間後の8時にホテルへ帰ってきます。途中、水の橋の螺旋階段がありますが、大きな起伏もなく誰でもゆったりのんびり楽しむことができます。足の裏でどんぐりがコロコロと転がって『あ!』っということもありますのでご注意を。

次回は10月12日(日)と14日(月)の2日間。今よりもまして錦仙峡の紅葉が鮮やかになっています。

いっしょに紅葉の渓谷を歩きませんか?私たちは朝6時45分ごろよりホテルのロビーでお待ちしております。

秋の浮島湿原

9月になりました。滝上町の朝は10℃を切る気温となり息も白くなっています。しかし、日中は27℃を超え1日の温度差が大きくなっています。

昨日は小学4年生の児童の皆さんと引率の教職員、計18名を浮島湿原にご案内しました。雲一つない青空の下、秋の湿原を楽しんでいただきました。

今、浮島湿原ではエゾリンドウが盛りを迎えています。

季節外れのチングルマの姿も。

足元にはツルコケモモの実もたくさんなっています。湿原までの遊歩道ではイワツツジの赤い実も。

花の数は少なくなりますが、これから草紅葉の季節がやってきます。雪が積もるまでご案内させていただきますのでどうぞ浮島湿原に訪れてください。