ProjectWILDについて

2月2日、東京のプロジェクト・ワイルドJAPAN 本部でのファシリテーター資格更新講習を受講してきました。アメリカからエレナさんを講師にお呼びしての講習会でした。英語に触れる機会が激減してからの受講でしたので、聞き取りが大変でしたが、JAPANコーディネーターのヒロさんのサポートもあり、アメリカ本土での最新の様子にも触れることができました。

今回の受講で最新の『陸上動物編テキスト』が披露される予定でしたが発行が遅れ延期となりました。お会いした方々にプロジェクト・ワイルド本編のエデュケーター講習会の開催のお願いをいただいた際「新しく『陸上動物編』が出ますので今後そちらのエデュケーター講習会を開きます。」とお話ししておりましたが、陸上動物編のご紹介は少々遅れそうです。もうしばらくお待ちください。引き続き『本編』及び『水辺編』のエデュケーター講習会の開催は可能ですのでご要望がありましたら開催していきたいと思います。その際、いくつか発表されました新しい陸上動物編のアクティビティについてもご紹介させていただきます。


日本におけるプロジェクト・ワイルドのあり方についてもいくつか変更点がありそうです。今後、JAPAN本部より詳しい内容が発表になると思いますので後日お伝えできればと思います。POUSSINとしては4月、滝上町内にて幼児向けの『グローイングアップワイルド』エデュケーター講習会の開催を予定しております。近日中にお知らせができたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

エレナさん、北海道のシニアファシリテーターとともに。

根室へ

ねむろバードランドフェスティバルのプレツアーに参加してきました。この地を訪れるのは数年ぶりたぶん4度目になります。
今回のテーマは鳥です。道東らしい鳥たちとの出会いを楽しんできました。初日に予定していたクルーズは天候の関係で中止となり、花咲、歯舞と名前だけでも美味しそうな漁港巡り。とは言ってももちろん海鮮が目当てではありません。海鳥たちを見つけに行きました。港にはコオリガモやシノリガモをはじめ多くのカモ類、そしてハシブトウミガラスも。もちろんカモメ類やウもいました。その後は島嶼を除く日本最東端納沙布岬へ。ここには野鳥を見るためのハイドという施設が設置されています。目的であるチシマウガラスには出会えませんでしたがウミバトに初めて出会うことができました。
二日目は風蓮湖での氷下待網漁の体験へ。テレビ等で見たことはありましたが、まさか体験できるとは。網を起こすと沢山のヌマガレイ(カワガレイ)やコマイ、チカ、大きなニシンの姿も。私たちには大漁のように見えましたが漁師さんから見ると不漁のよう。売れるのはコマイやチカ、ニシンのようで、ヌマガレイなどは売れないそうです。そのいらないカレイ等を氷上に置くと沢山のトビの群れが。そしてお目当てのオジロワシやオオワシも集まってきます。そんな鳥たちを見ながら、用意された炭火で炙った干したコマイやオオノガイの水管の干物をいただきました。美味しいものを食べながら大空に舞うワシたちを眺める。贅沢な体験をさせていただきました。
根室市および根室市観光協会以前より野鳥愛好家のためのハイドの設置や体験プランを用意しています。ここでしか見ることができない鳥たちがいることはもちろんですが、多くの野鳥愛好家が国内はもちろん海外からも多く訪れるのは関係の皆さんの努力の賜物であることが伝わりました。
このような素晴らしい体験をさせていただいた根室市及び小清水町、そして滝上町の各観光協会の皆様、本当にありがとうございました。1月26日〜29日、2月3日〜4日に開催されます『ねむろバードランドフェスティバル』が大盛況に開催されることを祈っています。

以下に1月21日〜22日の二日間に確認できた鳥類を記載します。(鳥類以外ではネズミイルカを野付半島で確認しました)
オオハクチョウ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、コオリガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ヒメウ、ウミウ、タンチョウ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、オオセグロカモメ、ハシブトウミガラス、ウミバト、ケイマフリ、トビ、オジロワシ、オオワシ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、ミヤマカケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒヨドリ、シマエナガ、ツグミ、スズメ、カワラヒワ、ベニヒワ、ハギマシコ、ウソ、シメ。

雪の中の林道

私の家の近くに入口がある林道。今月初めに札幌から知人が狩猟のために訪れ、案内を頼まれました。
私は狩猟をしませんが、家の近辺にはエゾシカが沢山いるので近所の林道を選んだ次第です。入ってすぐの民家までは除雪しているので、その辺りに車を止めて歩こうと思っていましたが轍が続いている。我が家のカングーは二輪駆動なので知人のジムニーに乗って先に進んでみる事にしました。
普段ならお正月を過ぎ雪に閉ざされた林道。かなり奥まで轍が続いています。結局道が終わる所付近まで車が常時入っているようでした。途中、今朝エゾシカを仕留めた後が2箇所あったので害獣駆除のルートとして機能しているようです。
私は春の山菜採りの時期にこの場所を訪れることはあるのですが、雪の時期はもちろん初めて。見る景色全てが新鮮です。
写真の石碑はこの林道のかなり奥にあるものです。現在このあたりに住んでいる人はいませんが、森の中に見られる平らな土盛からある程度の大きさの集落があったことが伺えます。昨年3月に亡くなった児童文学作家の加藤多一さんはこの地の出身です。
昭和5年に行われた熊まつりの様子は写真にも収められていて私も見せていただいたことがあります。各地のアイヌ民族の方が沢山訪れその賑わいの様子は古い写真からも溢れんばかりに伝わります。ですが現在のこの石碑のまわりに過去を感じさせるものはなく静けさにつつまれています。ただ神聖な場所であることは張り詰めた空気の中で感じとることができます。
遠くでクマゲラが鳴いているのが聞こえました。舟を彫るカムイの声を聞きながら当時ここで暮らしていた人々の声に想いを馳せた時間でした。

お知らせ

1月3日にメインで使用しているMacBook Proが起動できなくなってしまいました。急遽新しいパソコンの発注をしましたが、届くのは1月15日以降となります。それまで回答レスポンスが低下いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

この冬は雪が少なく、先日冬季は普通通れない林道を知人のジムニーに乗せていただき奥まで探索してきました。その様子につきましては後ほどアップさせていただきます。

あけましておめでとうございます


あけましておめでとうございます。

2024年となりました。月日が流れるのははやいですね。私たち夫婦が北海道に来て35年となりました。昨年30年勤めた公立中学校教諭の職を早期退職し、まもなく1年が経とうとしています。退職後も多くの人に助けられ充実した日々を過ごすことができました。関わっていただいた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

POUSSINは現在、環境教育に関するワークショップやプロジェクトワイルドのエデュケーター講習会等のお仕事を多くいただいております。おかげさまで2月の土日の予定はすべて埋まりました。ありがとうございます。今月は4日と19日は『ゲストハウスアンドリビングふくらい家』さんで『Cafe POUSSINN』の営業。美味しいおつまみとお酒でお待ちしております。引き続き4月まではワークショップや講習会の他、渓谷遊歩道のスノーシューツアー、星空観察等のご案内をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

皆様にとって今年も素晴らしい1年になりますように。

七面鳥

感謝祭もクリスマスも過ぎてしまいましたが、七面鳥の話題。
滝上町は日本でも有数の七面鳥の産地。知っていますか? 町内の七面鳥生産組合がクリスマスシーズンに向けてスモークターキーを生産しています。組合員さんが春に孵化させた雛を大切に育て、11月半ばから屠畜して精肉にしソミュール液に漬け込みます。12月からは半身の状態(丸も少量あります)で紐で縛って成形し燻製作業を行なって製品のスモークターキーとなります。予約制でリピーターも多く毎年完売。もちろん今年も売り切れです。
秋に組合長さんから「コータローさん時間ある?」と声をかけていただき、11月から12月にかけて七面鳥生産組合のお仕事をご一緒させていただきました。アルバイトです。食肉製造過程を詳しく体験させていただき貴重な1ヶ月を過ごさせていただきました。そのスモークターキーを昨日切り分け本州の息子たちへ送り、つまみ食いで食べました。本当に美味しい!! 写真の製品は半身で2.4kg。鶏に比べるとかなり大きいです。大きいものは半身で4kgを超え。大家族でも十分なサイズです。送った残りは年越しのお供としていただきます。日本では馴染みの少ない食材ですがみなさんもぜひ食べてみてください。オススメです!!

11月の渚滑線100周年イベントで居酒屋『終着駅』を協働で営業しましたが、来年1月19日にPOUSSINにて20年ぶりの『Cafe POUSSIN』を営業します。もし覚えている方がいらっしゃったらということで書きますが、20年前のように1966年式フォルクスワーゲンtypeⅡアンビュランスでの営業ではありません。ちなみにVW typeⅡは我が家の倉庫で目覚めの時を待っています。
今回は町内の『ゲストハウスアンドリビングふくらい家』にて開店します。ぜひお越しください。スパークリングワインとクラフトビール、ピンチョスで盛り上がりましょう!

1月19日は『カフェ プッサン』へ!!

”錦仙峡”渓谷遊歩道スノーシューハイク

今日は朝から気持ちのいい青空。こんなチャンスは滅多にないとスノーシューを抱え錦仙峡へと向かいました。
気温はマイナス2℃ほど。いくら晴れといってもここは道東オホーツク、日中でも氷点下は当たり前です。まだ積雪量も少なく長靴のみでも歩けそうですがスノーシューがあれば軽快に遊歩道を歩くことができます。今日は11時半過ぎからお昼ご飯を挟んで2時ごろまで約2時間の行程を歩ってきました。お客様をお連れする定番コースです。
この数日の冷え込みで氷瀑も大きく成長しています。川の一部も結氷し始めました。カワガラスやカケスなどの鳥類、エゾシカやキタキツネ、エゾユキウサギの足跡もありました。雪が少ないので少々下りづらかったのですが川辺に下りることも可能です。今日は渓谷の底から見上げる白い水の橋が青空のもとで輝いていました。Hiking Guid のページに写真を載せましたのでご覧ください。
お昼はカマキリ公園の遊具へ。ホワイトガスストーブで湯を沸かしコーヒーを淹れセコマのカップ麺でお腹を満たしました。『雪上での渓谷遊歩道ウォーキング』ガイドでは温かいコーヒーや野点でのお抹茶とお菓子をご用意いたします。
これからますます凍れる滝上。そんな寒さを楽しむツアーいかがですか。ご参加をお待ちしております。ご予約はReservationページにて承っております。

Project WILD”鳥編”エデュケーター講習会

12月9日、小清水町にてProjectWILD”鳥編”エデュケーター講習会を開催しました。小清水町観光協会主催行事”TORI*TABI COLLEGE”としての開催です。
参加者は26名。みなさん鳥と関わる活動をしていらっしゃる方ばかり、熱気ある講習会となりました。写真は『ひなへの給餌はほんとに大変』というアクティビティを参加者が他の参加者の皆さんに披露している場面です。頭の風船の工夫分かりますか?北海道らしいある鳥の給餌の様子を表しています。他のグループも少ない準備時間の中、それぞれが個性あふれるアクティビティを披露し、26名全員がエデュケーターとして修了しました。みなさんこれからのご活躍を期待しています。
プッサンでは今後もオホーツクでのプロジェクト・ワイルドのエデュケーター講習会を開催していきます。興味のある方はぜひご参加ください。

グローイングアップ・ワイルド体験

今日は滝上町の図書館でグローイングアップ・ワイルドのアクティビティを町内の親子の皆さんに体験していただきました。
テーマは2つ。町内に生息しているフクロウとヒグマです。
今年は笹が一斉開花し、たくさんの種が落ちたせいかネズミをたくさん見かけます。彼らを食べるフクロウやノスリも例年より多く目にします。1つ目のアクティビティは『フクロウのペレット』。子どもたちには事前に作成した擬似ペレットを分解してネズミの骨を見つけてもらい、フクロウのパペット作りをしてもらいました。
2つ目のアクティビティは『くまさんのごはん』。残念ながら滝上町では先月もヒグマによる事故が発生しました。4年連続で人への死傷事故が起きてしまっています。子どもたちにヒグマの食性を正しく知ってもらいたいという思いでこの活動を続けています。ただ怖がるだけでなくヒグマについて正しい知識を身につけて自然での活動を楽しんでもらいたい。そんな願いを込めて、これからもこのようなワークショップを続けてまいります。

ひまわりの種

冬、軒先にぶら下げた小さなブリキの箱にひまわりの種を入れています。
やってくるのはカラ類がメイン。ゴジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラが順に途切れなくやってきます。数年前から写真のようにアカゲラもやってくるようになりました。
初めて訪れた時には『ひまわりの種を食べるの!?』と驚きましたが今では常連さん。今まではメスが来ていましたがこの冬初めてオスがやってきました。
今シーズンは畑で育てた、背丈3メートル越え数十本のひまわりの種をあげていましたがあっという間になくなり、現在は市販のものをいれています。
体が大きい分アカゲラさんの食べる量が多いようで…。