道北探鳥の旅

純粋に鳥を見るたびに参加してきました。バスで探鳥会に参加したのは多分中学生の頃以来。あの時は私の所属していた茨城生物の会と日本野鳥の会合同で日光の戦場ヶ原に行きました。今でも初めて見たチゴハヤブサやノビタキのことを覚えています。数十年後、まさかノビタキが庭で繁殖するような所に住むとは思っていなかったでしょうね。
二日間たくさんの鳥に出会うことができました。初めて出会ったのはミツユビカモメ。遠く飛んでいたのではっきりとは見れなかったけど明らかに他のカモメ類と異なる様子が確認できました。同行したこの道のプロのご夫婦に感謝です。シルエットや飛び方で瞬時に種の同定を行う姿に脱帽です。まだまだ学ぶ喜びを与えていただきました。
以下に今回確認できた種を私が忘れないために記載します。(なんでこんな種がいたの?なんて鳥もいますよね!)

ヒシクイ(オオヒシクイ・ヒシクイ)、マガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、ハジロカイツブリ、ドバト、キジバト、アビ、ヒメウ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、マナヅル、タンチョウ、ミツユビカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ハイタカ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、ヤマゲラ、コチョウゲンボウ、ハヤブサ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ、マミチャジナイ、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、タヒバリ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、イスカ、ウソ、シメ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン(以上73種類)

錦仙峡を歩こう!

朝の気温が一桁になってきました。今朝もストーブに火を入れています。
気温が下がるにつれて森の木々も色づいてきました。とは言っても今年はすごく遅い。やはり夏が暑かったからでしょうね。全てが後にずれ込んでいるように感じます。
昨日、錦仙峡の渓谷遊歩道を下見を兼ねて歩いてきました。遊歩道を彩るはずのヤマモミジの葉はほとんどが緑。渚滑川も数日前の雨の影響で濁っています。しかし秋は刻々と近づいてきています。雪虫(トドノネオオワタムシ)がたくさん飛んでいて冬が近づいているのも感じてしまいますが…。
渓谷遊歩道は8月の大雨で上流側が通行止めとなり、一部えぐれたり土砂が積もったりしているところもありますが、滝上町や滝上町観光協会の皆様によって整備作業が行われ快適に歩くことができます。
今日、午前中は町内の幼児たちが秋の自然と触れ合います。そして14日は『渓谷ウォーク』。どうぞ滝上の秋を楽しみにお越しください。

図鑑〜『らんまん』

NHKの朝ドラ「らんまん」が最終回を迎えました。あの牧野富太郎博士を題材としたドラマです。
花が好きだった私は3・4歳の頃、祖母に植物図鑑を買ってもらいました。そしてその頃から花や虫への興味が高まり、暇さえあれば図鑑に目を凝らすようになりました。
小学生3年生の時、水戸のデパートで昆虫展が催され、母に頼んで連れて行ってもらいました。その展覧会の出口で「茨城生物の会」が勧誘を行っていて、何を思ったか母が小学生の私でも入会できるかとかけあい、前例はないが入会を認めてくれました。入会後、自然の中での活動が好きだった父も茨城生物の会の観察会への参加を手伝ってくれ、その頃より自然を観察することへの興味が芽生えたように思います。
小学生の私はまともに本も読めませんでしたが、図鑑だけは穴が開くほど真剣に目を凝らし、時間が経つのも忘れて見ていました。生物への興味が高まるにつれ、叔父や叔母に「富太郎博士みたいだね」と言われ、自分の氏名の漢字5つのうち3つが同じ(富はちょっと違います)こともあって牧野富太郎博士を尊敬するようになっていました。
私の図鑑好きは今も変わりません。社会人になって初めてのローンは一冊の図鑑でした。欲しかった牧野日本植物図鑑(新版)は義父母より結婚後、誕生日のプレゼントとしていただきました。
写真の牧野日本植物図鑑は昭和31年のものです。30年ほど前に職場で処分するということで譲っていただきました。私の宝物の一つです。
私が住んでいる滝上町の姉妹都市、高知県越知町は牧野博士ゆかりの地。私もいつか訪れたいと思っています。

森のめぐみ

今日は人里離れた森の奥へ足を運びました。途中の林道には大きなヒグマの足跡。横幅は20cmはあるだろうか。立派な雄の足跡です。しかもまだ新しい。腰には熊スプレー、時々ホイッスルを鳴らしながら足を進めます。
今日の目標はマツタケ。「北海道にマツタケが生えているの?」なんて声もよく耳にしますが生えています。滝上町は隣の西興部村とともに道内有数の産地でなのではないでしょうか。
この辺りでは8月末ごろから顔を見せはじめるマツタケですが、今年は9月8日に様子を見に行ったところマツタケどころか他のキノコも生えていません。周りからも「全然ない!」という声が聞こえ今年はダメかなと思っていました。これも猛暑の影響なのでしょうか。しかし、数日前から肌寒い朝を迎えるようになり「もしかしたら…」と足を運んでみたところ…ありました! 例年に比べサイズも心なしか小さく感じますが、結果15本採ることができました。傘が開いていない蕾ばかりで今がシーズンの始まり? では数日経ったらまた行こうかなと思っているところです。

チングルマ

9月21〜23日、コロナ禍を経て3年ぶりに行われた滝上町教育委員会主催『通学合宿』。13名の小中学生が参加し“星空ガイド”と“浮島探検”を担当させていただきました。
浮島探検の安全確認のため前日に浮島湿原に行ってきました。天気は快晴。青空の元快適なハイキングを楽しみました。現在の湿原は花の盛りは過ぎエゾリンドウがわずかに咲いている程度ですが、秋色の湿原と青空のコントラストは最高です。
ふと足元の木道脇に白いものが目にとまりました。なんとチングルマが咲いています。夏の暑さの影響か、可憐な花を咲かせていました。今シーズンは6月に訪れることが出来なかったので「来年までチングルマはおあずけだなぁ」と思っていたのですが予想外に今年中に見ることができました。
翌日の浮島探検はちょこっと雨に降られましたが湿原到着後にはやみ、何とあと2輪のチングルマの花を追加することができました。季節外れのプレゼントもあり小中学生とともに楽しくハイキングを楽しむことができました。

秋の味(アキアジ)

10年以上前、秋になると仲間とともに夜中から北へ向かって車をたびたび走らせていました。フライフィッシングでアキアジ(サケ)を釣るためです。当時のフライでのサケ釣りはその方法が定着してきた頃。それ以前はシンキングラインを使って底付近を探る方法が主流でしたが、その頃からフローティングラインで水面下の比較的浅いところを漂わせるイメージのやり方が主流となってきました。
「フライでサケが釣れるの?」と思われる方も多いかもしれません。私もよく聞かれますが、もちろん釣れます。餌やルアーよりも。私の体験ではそう思います。しかし、この10年ほとんどやっていませんでした。
サケは人々を狂わせるのかもしれません。主要なポイントはどこもすごい人です。楽しい釣りですからたくさんの人々が楽しむことはとても良いことです。しかし、海岸に釣り人が原因のゴミが捨てられたり、いまだにメスの腹を割いてイクラをとり身の方は放置する方もいます。駐車の問題や場所取りの問題も多くあります。そんな様子を目にしてしばらくこの釣りから離れていました。
3年前、当時中学生でフライでアキアジを釣っていた長男が帰省の折に、ちょっとアキアジ釣りに行ってみました。フライではなくウキルアー釣りです。人気の釣り場から離れた人の少ない砂浜で試しにルアーをキャスト。はじめモゾモゾそしてグーっと引き込む久々のアキアジの引きは当時の記憶を蘇らせ気がつけばしばらく手を出していなかったルアーフィッシングの面白さにも気づくことができました。
昨年からは10代の頃のようにベイトキャスティングリールを手に入れてこの釣りを楽しんでいます。釣りキチ三平に憧れて手にした当時のABUアンバサダーはもう手元にはありませんが、最新のABUのベイトキャスティングリールを手に入れキャストしたらびっくり!バックラッシュなんてほとんど無いんですね。繊細なサミングなんかしなくても飛んでしまう。日本のS社のフラッグシップモデル、蠍座のα星の名のリールは一体どんな感じなんだろう?欲しい!(めっちゃ高い!)などと思っている今日この頃です。
普段はキャッチ&リリースの釣りを楽しんでいますがこの釣りではそれこそ秋味を楽しんでいます。しっかり血抜きをして息子に教わった神経締めをした銀毛雄のアキアジの身は最高に美味。10月初旬までぼちぼち楽しもうと企んでいます。

次はフライロッドも持っていこうかな。

オホーツク海

月・火曜日の2日間、茨城県より幼馴染が遊びに来てくれました。
私の生まれは茨城県東海村。太平洋に面したある意味有名な村です。しかしながら当時はいわゆる農村で私たち小学生は近所の川や海へと自転車で釣り歩いていました。
そんななかまが初めてオホーツクの地に足を踏み入れてくれました。彼の希望はオショロコマと渚滑川のニジマスを釣ること。滝上の豊かな自然にすむオショロコマは来てすぐに美しい姿を見せてくれました。一方のニジマスは彼のルアーを追いかかってくれたのですが目前で惜しくもリリース。しかしながら産卵行動を繰り返すカラフトマスやサケ、サクラマスの姿を目にし、美しい滝上の自然を堪能してくれました。
2日目「体験だけでもオホーツク海でのサケ釣りを経験してみないか?」の提案に乗り、一路オホーツク海へ。海岸は私たち以外には1人しかおらず北へ目を向けると稲妻が。ちょこっとだけ体験させようと初めてのウキルアーに挑戦してもらいました。開始してまもなく「キター!」と彼の声。見事銀毛のオスを釣り上げました。日中の最中、見事な釣果に私も脱帽。彼の持っているパワーとこの海の懐の深さに感謝せずにはいられませんでした。
ぜひまた訪れてください。

(サケ釣りのガイドは行なっておりません)

えんがるの森を楽しもう!!

9月10日、おうち学校さん主催事業」『えんがるの森を楽しもう‼︎』の講師としてアトリエたねまきさんと共に参加させていただきました
たくさんの参加者の皆さんを前に、楽しんでいただけるだろうかと少々不安もありましたがご参加のたくさんの家族の皆様の積極的な活動に助けられ、とても楽しいひとときを味わうことができました。
私は以前より自然とアートのコラボには溢れるばかりの可能性があると思っていましたが、アトリエたねまきさんとのコラボによりその可能性は確信へと変化したと感じています。
今回、このような機会を私に与えてくださったおうち学校のスタッフの皆様、参加者の皆様、そしてアトリエたねまきさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

やっと秋らしく

今朝の気温、10℃を切りました。
北海道に住んで34年。今年の夏はこれまでで1番の暑さだったと思います。今朝、外気を吸ったとき「これだよコレ」と妻と顔を合わせて頷いていました。庭のウダイカンバの木が半分ほど葉を落としています。隣にあるハリギリも色づき始めました。
秋。この短い季節を楽しみましょう。

小学校でのワークショップ〜知床へ

9月に入りました。1日は来年閉校となる町内の小学校にお招きいただきプロジェクトWildを中心としたアクティビティを児童・職員の皆さんに楽しんでいただきました。子どもたち(もちろん大人も)が身近な自然に触れ、楽しむきっかけを掴んでくれたらと思っています。
小学校での活動終了後すぐに知人の車に飛び乗って知床に向かいました。二十数年前に住んでいたウトロを超え羅臼側です。相泊から船に乗りペキンノ鼻に上陸。目的はカラフトマス狙いのフライフィッシング。上陸後まもなく目的は達成できたのでまわりをきょろきょろ。だってそこら中にヒグマの足跡が!3頭出てきたのですが全て私が第一発見者。見えちゃうんだよねぇ…。出てきたら参加者は皆、船に避難。野生動物に対する船頭さんの安全対策は完璧で大変参考になりました。やはり経験値が違います。
二泊三日、手つかずの知床半島満喫でした。二十数年足が遠のいていた知床ですが、来年もきっと此処に立っていることでしょう。