図鑑〜『らんまん』

NHKの朝ドラ「らんまん」が最終回を迎えました。あの牧野富太郎博士を題材としたドラマです。
花が好きだった私は3・4歳の頃、祖母に植物図鑑を買ってもらいました。そしてその頃から花や虫への興味が高まり、暇さえあれば図鑑に目を凝らすようになりました。
小学生3年生の時、水戸のデパートで昆虫展が催され、母に頼んで連れて行ってもらいました。その展覧会の出口で「茨城生物の会」が勧誘を行っていて、何を思ったか母が小学生の私でも入会できるかとかけあい、前例はないが入会を認めてくれました。入会後、自然の中での活動が好きだった父も茨城生物の会の観察会への参加を手伝ってくれ、その頃より自然を観察することへの興味が芽生えたように思います。
小学生の私はまともに本も読めませんでしたが、図鑑だけは穴が開くほど真剣に目を凝らし、時間が経つのも忘れて見ていました。生物への興味が高まるにつれ、叔父や叔母に「富太郎博士みたいだね」と言われ、自分の氏名の漢字5つのうち3つが同じ(富はちょっと違います)こともあって牧野富太郎博士を尊敬するようになっていました。
私の図鑑好きは今も変わりません。社会人になって初めてのローンは一冊の図鑑でした。欲しかった牧野日本植物図鑑(新版)は義父母より結婚後、誕生日のプレゼントとしていただきました。
写真の牧野日本植物図鑑は昭和31年のものです。30年ほど前に職場で処分するということで譲っていただきました。私の宝物の一つです。
私が住んでいる滝上町の姉妹都市、高知県越知町は牧野博士ゆかりの地。私もいつか訪れたいと思っています。

森のめぐみ

今日は人里離れた森の奥へ足を運びました。途中の林道には大きなヒグマの足跡。横幅は20cmはあるだろうか。立派な雄の足跡です。しかもまだ新しい。腰には熊スプレー、時々ホイッスルを鳴らしながら足を進めます。
今日の目標はマツタケ。「北海道にマツタケが生えているの?」なんて声もよく耳にしますが生えています。滝上町は隣の西興部村とともに道内有数の産地でなのではないでしょうか。
この辺りでは8月末ごろから顔を見せはじめるマツタケですが、今年は9月8日に様子を見に行ったところマツタケどころか他のキノコも生えていません。周りからも「全然ない!」という声が聞こえ今年はダメかなと思っていました。これも猛暑の影響なのでしょうか。しかし、数日前から肌寒い朝を迎えるようになり「もしかしたら…」と足を運んでみたところ…ありました! 例年に比べサイズも心なしか小さく感じますが、結果15本採ることができました。傘が開いていない蕾ばかりで今がシーズンの始まり? では数日経ったらまた行こうかなと思っているところです。

チングルマ

9月21〜23日、コロナ禍を経て3年ぶりに行われた滝上町教育委員会主催『通学合宿』。13名の小中学生が参加し“星空ガイド”と“浮島探検”を担当させていただきました。
浮島探検の安全確認のため前日に浮島湿原に行ってきました。天気は快晴。青空の元快適なハイキングを楽しみました。現在の湿原は花の盛りは過ぎエゾリンドウがわずかに咲いている程度ですが、秋色の湿原と青空のコントラストは最高です。
ふと足元の木道脇に白いものが目にとまりました。なんとチングルマが咲いています。夏の暑さの影響か、可憐な花を咲かせていました。今シーズンは6月に訪れることが出来なかったので「来年までチングルマはおあずけだなぁ」と思っていたのですが予想外に今年中に見ることができました。
翌日の浮島探検はちょこっと雨に降られましたが湿原到着後にはやみ、何とあと2輪のチングルマの花を追加することができました。季節外れのプレゼントもあり小中学生とともに楽しくハイキングを楽しむことができました。

えんがるの森を楽しもう!!

9月10日、おうち学校さん主催事業」『えんがるの森を楽しもう‼︎』の講師としてアトリエたねまきさんと共に参加させていただきました
たくさんの参加者の皆さんを前に、楽しんでいただけるだろうかと少々不安もありましたがご参加のたくさんの家族の皆様の積極的な活動に助けられ、とても楽しいひとときを味わうことができました。
私は以前より自然とアートのコラボには溢れるばかりの可能性があると思っていましたが、アトリエたねまきさんとのコラボによりその可能性は確信へと変化したと感じています。
今回、このような機会を私に与えてくださったおうち学校のスタッフの皆様、参加者の皆様、そしてアトリエたねまきさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

やっと秋らしく

今朝の気温、10℃を切りました。
北海道に住んで34年。今年の夏はこれまでで1番の暑さだったと思います。今朝、外気を吸ったとき「これだよコレ」と妻と顔を合わせて頷いていました。庭のウダイカンバの木が半分ほど葉を落としています。隣にあるハリギリも色づき始めました。
秋。この短い季節を楽しみましょう。

小学校でのワークショップ〜知床へ

9月に入りました。1日は来年閉校となる町内の小学校にお招きいただきプロジェクトWildを中心としたアクティビティを児童・職員の皆さんに楽しんでいただきました。子どもたち(もちろん大人も)が身近な自然に触れ、楽しむきっかけを掴んでくれたらと思っています。
小学校での活動終了後すぐに知人の車に飛び乗って知床に向かいました。二十数年前に住んでいたウトロを超え羅臼側です。相泊から船に乗りペキンノ鼻に上陸。目的はカラフトマス狙いのフライフィッシング。上陸後まもなく目的は達成できたのでまわりをきょろきょろ。だってそこら中にヒグマの足跡が!3頭出てきたのですが全て私が第一発見者。見えちゃうんだよねぇ…。出てきたら参加者は皆、船に避難。野生動物に対する船頭さんの安全対策は完璧で大変参考になりました。やはり経験値が違います。
二泊三日、手つかずの知床半島満喫でした。二十数年足が遠のいていた知床ですが、来年もきっと此処に立っていることでしょう。

9月10日

9月10日 おうち学校さんの主催「えんがるの森を楽しもう!!」イベントでお手伝いをさせていただきます。
Poussinではこのような自然体験ワークショップ講師や環境教育アクティビティの体験、プロジェクトWILDエデュケーター育成講座等の活動も行っています。どうぞよろしくお願いいたします。

庭のキノコ

昨日夕方、庭に木琴のマレットのような姿のキノコがニョキニョキと4本生えているのを発見。そして今朝、マレットは立派な傘を広げました。
カラカサタケと思われるこのキノコ、故郷の茨城県も含め北海道でも観察していますが庭に生えてきたのは初めて。本には食べられるとの記載もありますが私にはその勇気はありません。ちなみに今日はとっても美味しい別のキノコもゲットしたので冒険はしなくてもオッケー。そのキノコについては後日紹介させていただきます。

ミンミンゼミ

サクルー原野。サクルーとはアイヌ語で夏の道。だから蝉が鳴いているのは当然なのですが…。
ここに住んで20年近くになりますが、今日初めてミンミンゼミの声をサクルーで聞きました。2023年は春にホトトギス、8月に入ってツクツクボウシと本来道東では聞こえない音を耳にしています。
やっぱり日本は温かくなっているのかな?